乳児期にアレルギーを起こしやすい食品を与える際の注意点
アレルギーが怖いから…と言っていつまでも食べさせない訳にもいきません。
たんぱく質を含む肉、魚、卵、乳製品などには細胞を作る働きがあります。
では、初めて与えるときに気をつけるべきことは何か。
乳児期に食物アレルギーを起こす可能性のある食品を与える際の注意点について、今回お話ししていきます。
① 卵は離乳食に慣れてきた7〜8ヶ月頃を目安に、固茹で卵の卵黄ごく少量から与えましょう。
卵黄に慣れてきたら卵白も。
牛乳は加熱調理し、パン(小麦)や肉、魚に関しても、初めて食べさせる時は少量からスタートしましょう。
② 何か症状が出た時のために、必ず午前中や平日など病院が開いている時に試しましょう。
食物アレルギーは即時型症状といわれ、原因食品を食べてから通常2時間以内にアレルギー反応を起こすことが多いので、その間はよく子どもの様子を観察しましょう!
③ もしも症状が出た場合は落ち着いてまず病院へ。
原因と思われる食物は何か、いつからどのような症状が出ているか、など医師に伝えること。
※もし、家族にアレルギーの人がいて心配な場合は、卵や牛乳を試すのは1歳過ぎてからでも良いと思います。
腸など身体の器官がまだ未発達な乳児はアレルギーが出やすいものです。
もし自分の子供がアレルギー体質だったなら、
・どんな製品に含まれているか知ること
・他のたんぱく質で補うこと
この2点を気をつけましょう。
また、幼児期になると症状が緩和されるケースもあるので、専門医師と共に6ヶ月ごとくらいのペースでアレルギーチェックを行っていくこともおすすめします。