ひといちばい繊細なHSCの子どもとの向き合い方

ひといちばい繊細なHSCの子どもとの向き合い方

子どもには様々な性格(個性)がありますが、「HSC」と呼ばれるひといちばい繊細で敏感な子ども5人に1人いると言われています。

 

■HSCとは? 

HSCとはHighly Sensitive Childの頭文字をとった略で、

・物事を深く考え、慎重である

・感覚が鋭く、刺激を受けやすい

・人の感情に共感しやすい

・他人の機嫌や場の空気を察知する

などの特徴があります。

 

■HSCのこども子どもとの向き合い方

HSCの子どもを育てる上で、

「ちょっと神経質すぎない?」

「なんでお友達の輪に入れないの?」

など、「育てにくさ」を感じることもあるかもしれません。

しかし、HSCの子どもは感受性が強く傷つきやすいので、否定的な言葉はできるだけ避けましょう。

まずは子どもの長所に目を向け「褒めて伸ばす」ことで、自己肯定感を育み、伸び伸びと育つことができます。

親が「この子はこの子でいい」と思うことによって、子どもは「自分らしさ」を大切にできるのです。

傷つきやすい子は、人の痛みが分かる優しい子だということ。

神経質な子は、細かい気配りができる子だということ。

臆病な子は、慎重に行動ができる子だということ。

大勢の輪に入れない子は、気の合うお友達が見つかると、とことん大切にする子かも知れません。

HSCの子どもがもつ「個性」をプラスに捉えて向き合っていけたらいいですね