赤ちゃんの離乳食が始めると心配なのが、食物アレルギーです。

しかし、食物アレルギーがスキンケアで予防ができることを知っていますか？

その理由と対策についてご紹介します。

 

【食物アレルギーの原因とは】

食べ物は口からだけでなく、皮膚からも体内に入ることが分かっています。

潤った良い肌状態の場合、皮膚を守るための「バリア機能」が高く体内への侵入を防ぎます。

しかし、乾燥や肌荒れを起こした肌はバリア機能が低い状態。

口ではなく肌から体内へ侵入することで、体が危険なものと判断して抗体を作りアレルギー反応を起こすのです。

 

【口周りの湿疹には要注意】

口周りは、よだれや母乳、離乳食が付着し肌荒れが起きやすい場所です。

荒れた口周りは要注意。

容易に皮膚から体内へ食べ物が侵入し、食物アレルギーの原因となります。

もし、口周りが荒れている場合は、ワセリンの使用がおすすめ。

授乳や離乳食前に口周りにワセリンを塗ると、皮膚がコーティングされ食べ物の侵入を防ぎます。

赤ちゃんの皮膚は、大人の約半分の薄さしかありません。

敏感肌のためスキンケアがとても重要な時期です。

そして、スキンケアでいい肌状態を保つことが食物アレルギーも予防をしてくれます。

ただの肌荒れと思わず、口周りのケアに意識を向けてみましょう。